ジェイク・ポールと交際のスピードスケート北京五輪銀のリールダム（Getty Images）

　11月22日～24日に長野エムウェーブで開催された『ISU（国際スケート連盟）ワールドカップスピードスケート』に、1週間前にマイク・タイソンとボクシング戦を行ったジェイク・ポール恋人として、話題になった北京銀ユッタ・リールダム（25=オランダ）が出場。24日の女子1000mで高木美帆に次ぐ銀メダルを獲得した。 　16日に米ダラスでジェイクの試合を観戦後、他選手より遅れて日本へ飛んだリールダムは「疲れている」「脚に力が入らない」とSNSで告白。しかし大好物の「ONIGIRI（おにぎり）」を試合間のお供にもし、見事2位を勝ち取った。 【フォト＆動画】リールダムがおにぎりを”もぐもぐタイム”、タイソン戦リングでは、太腿見せた白ドレス 　リールダムは、タイソン戦ではジェイクと共に会場入りした際、ド派手な悩殺ドレス姿で登場。試合後にはそのドレス姿でリングに上がり、スケートで鍛えた太い脚とボディ、魅力的な笑顔で視聴者を釘付けにした。 　その後6日夜（現地17日朝）に日本へ向けフライトすると、15時間の時差ボケもあるのか調子の悪そうな様子でSNSに「疲れていないかと聞く人たちへ、疲れたわ、ハハ」「正直今回、素晴らしい結果は期待していない」と吐露する。 　22日の500ｍでは7位に終わり「脚に力が入らなかった」「ここ1週間半、氷の上に立っていなかったからかも」と不調を認めた。しかし、2週間前の自身の記録よりも上回っている。 　翌23日の1000mでは、後半に取り戻し、600m時点では優勝・髙木より速いタイムに。しかし最終ラップで0.4秒の遅れを取り、1分14秒96で銀となった。髙木は1分14秒60。 　リールダムは23日のTikTokでは「今はレースの間よ。初めて食べ物のレビューをしてみるわ」と、今や世界的に人気のおにぎりをほおばっていた。 　笑顔で「野菜が入っていて、何かはわからないけどとても美味しい」とカメラに見せると、どうやら高菜のようだ。さらに「ツナマヨは私の永遠のお気に入り」とも書いており、ツナマヨも”もぐもぐ”したのかもしれない。 　高菜はビタミンC、またB群やカリウムなどミネラルが含まれ、ストレスや風邪に対する抵抗力を強める働きがあると言われている。白米に含まれるデンプンは消化吸収が早く、運動前に食べることで血糖値を安定させ、集中力を高めるとも言われており、"おにぎり効果"もあったのかもしれない。 　リールダムは「かなりのことを逃したけど、75～80%の状態で銀を取れたことには満足している。ターゲットは今回のワールドカップでなく、3月（ノルウェーの）世界選手権」とコメント。 　また大舞台前、ジェイクの応援に行ったことについては「それは私の全体的な幸せにとってとても重要だし、シーズン中にもっと良いパフォーマンスをすることに繋がる。後悔していない」と答えた。 　彼への愛やおにぎりの効果か、ハードなスケジュールの中、不調気味も見事銀を獲得のリールダム。来年3月の世界選手権にも注目したい。