石川県内の停電、一部除きおおむね今月中復旧の見通し~斎藤経産相
斎藤経済産業大臣は、能登半島地震を受けて石川県内で発生している停電について、土砂崩れなどでアクセス困難な一部の地区を除き、おおむね今月中に復旧する見通しを明らかにしました。 能登半島地震の発生からおよそ3週間が過ぎますが、北陸電力によりますと23日正午現在、石川県内では今もおよそ5100件で停電が発生しているということです。 この停電について、斎藤経産大臣は23日の閣議後の会見で、土砂崩れなどでアクセスが困難な場所のほか、地震や津波、火災などで被害が深刻な一部地区を除き、おおむね今月中に復旧する見通しであることを明らかにしました。 ただ、地震や津波の影響が大きかった輪島市や珠洲市の沿岸地域などでは道路が酷く損傷していることから復旧作業が長引く可能性があるということです。