【日焼け後のレスキューケア】医師がアドバイス!紫外線ダメージは溜め込まない!
3.日焼け後の5つのレスキューケア
友利先生:肌がほてっている=肌内で炎症を起こしている合図。その夜どころか、今すぐにケアをすることでシミやたるみなどの発生を阻止できます。“鉄は熱いうちに打て”です! ✅とにかく冷やす 友利先生:普段からさまざまな刺激で肌の中は微弱炎症を起こしています。 そこに強い紫外線を浴びたらスイッチが入り、防御機能としてメラノサイトがメラニンを大量発生させてしまうのです。“ほてったら即、冷やす”を徹底しましょう! ✅抗炎症効果や美白効果の高いコスメを投入 友利先生:冷やしたあとは、鎮静させたり美白ケアをしたりするコスメでシミの発生を阻止。ビタミンCやグリチルリチン酸などの抗炎症成分や、トラネキサム酸やコウジ酸といった美白成分の入ったものを意識的に使って。 ✅保湿もいつもよりたっぷりと補給 友利先生:日焼けした肌は乾燥しています。ふだん使っているスキンケアも、いつもよりたっぷりと使いましょう。ハンドプレスでなじませたら、2度塗り、3度塗りを。コットンパックやシートマスクも効果的です。 ✅抗酸化効果の高い食べ物をとるのも有効 友利先生:スキンケアだけでなく、インナーケアによい食べ物も積極的にとってください。アセロラやシークワーサー、キウイ、ゴーヤなどに含まれる高濃度のビタミンCや、サーモンのアスタキサンチン、パプリカのルテインなどは抗酸化効果が高く、肌の老化防止となります。 ✅美容クリニックでのシミ取りレーザーもおすすめ 友利先生:IPLといった複数の光を肌に照射するレーザー治療はシミケアにとても有効。代謝を上げたりコラーゲン再生を促進させたりして、肌自体を底上げするのでおすすめです。術後の紫外線ケアを徹底できるのであれば、秋まで待たずに今すぐ施術しても大丈夫です。 今できることをしっかりと行い、秋にダメージをもち越さないことがとても重要です。そのためにはコスメや美容医療の力を最大限活用しましょう。“防御こそ、最大のケア”です!
●美容エディター 小内 衣子 ラジオ局の報道記者、ファッション誌のビューティ担当編集を経てフリーに。BAILA本誌をはじめ、美容専門誌などで執筆。“その道のプロ”の美容術や生き方を取材するのが得意。