マレスカ体制は1年もつ? チェルシーOBがクビ連鎖を嘆く「プレミアのオーナーは辛抱強くない。監督は半年か1年のためにやって来る」
プレシーズンマッチ4試合でわずか1勝
かつてチェルシーで活躍したウィリアム・ギャラス氏が、監督交代を繰り返す古巣の窮状を嘆いた。英紙『The Sun』が報じている。 【PHOTO】2024年夏の移籍市場で新天地を求めた名手たちを一挙紹介! チェルシーは昨季、まさかのプレミアリーグ12位からの巻き返しを目ざし、新たにマウリシオ・ポチェティーノを監督に迎えたうえ、再び大型補強を敢行した。 しかし、チャンピオンズリーグの出場権争いから早々に脱落。4-2-3-1をベースに、最適な選手の組み合わせを見出した後半戦にV字回復こそしたものの、最終的に6位に終わり、コストに見合った結果を残せず。ポチェティーノ体制はわずか1年で終焉した。 後任には、レスターを1年でプレミアリーグ復帰に導いたエンツォ・マレスカが就任した。ただ、ここまでにプレシーズンマッチ4試合を戦い、わずか1勝に留まるなか、ギャラス氏は「マレスカが1年ももたずして去る可能性」を危惧しているようだ。 「プレシーズンとはいえ、チェルシーが気がかりだ。スカッドを見ると心配になる。大金をつぎ込んだにもかかわらず、チャンピオンズリーグに出場するにはまだ十分ではない。あまりに多くの選手を抱えているが、まだクオリティが足りない」 46歳の元フランス代表DFはさらに「エンツォ・マレスカがクリスマス前に解任される可能性?フットボール界では何が起こるか分からない」と言い、自身の願望をこう伝えた。 「彼が少なくともシーズン終了まで残り、能力を示す機会を得るよう望んでいるが、それは常に同じ問題に直面することになる。プレミアリーグで戦うに相応しい選手とチームがなければ、それは彼にとって信じられないほど難しい問題だ。チェルシーに限らず、プレミアリーグのオーナーはもう辛抱強くない。今の監督は半年か1年のためにやって来る。チェルシーがそのような状態から脱却し、長期的にマレスカを信頼するよう願っている」 マレスカ新監督はスタンフォード・ブリッジに腰を据え、自らの手で名門を復権させられるか。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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