オートバックス、店舗のEV用充電器の施工・管理を内製化 設備工事会社を子会社化
オートバックスセブンは28日、電気設備の工事などを手掛けるパワーコントロールテクニック(金谷貴幸社長、群馬県桐生市)を10月1日付で買収すると発表した。同社の全株式を保有しているPCTホールディングス(小野俊法代表、東京都港区)を、ディーラー事業を手掛けるオートバックス・ディーラーグループ・ホールディングス(熊倉栄一代表、東京都練馬区)が子会社化する。オートバックスセブンでは、店舗などに設置する電気自動車(EV)用充電器の施工や管理の内製化につなげる狙い。2025年3月期の連結決算に及ぼす影響は軽微としている。 パワーコントロールテクニックの資本金は2千万円。PCTHDは5002万円。これまで、この2社とオートバックスセブンとの間に人的・資本・取引関係はなかった。株式の譲渡契約はすでに締結済みで、代表者や社名の変更は行わない。取得価格については非公表としている。