●　コンパーチブルは、ベースグレードのCとスポーティなSの2種類 　ミニクーパーコンバーチブルは、最高出力120kWの「C」と、最高出力150kWの「S」の2グレード展開です。ハッチバックだとスポーティなSでガンガン走るのが楽しいのに対し、コンバーチブルはベースグレードのCでのんびり流すのが気持ちよさそうです。 ●　新型コンパーチブルは、ラゲッジルームに技あり！ 　新型コンバーチブルにはラゲッジルームにある2本のレバーを操作すると、ラゲッジスペースの開口部を広げることができる「イージー・ロード・システム付ラゲッジ・ルーム」を搭載。ハッチバックベースのオープンは幌がラゲッジ上に載る構造なのでどうしても開口部が狭くなってしまうのですが、この機能は便利そうです。 　ルーフは電動ソフトトップで、大きくユニオンジャックが描かれています。時速30kmまでなら、走りながら開閉できます。

●　オープンカーにしかない楽しさを味わってほしい 　オープンカーは、どうしてもマイナーな存在。だからわざわざ選ぼうとは思わないし、幌だと防犯面で不安という人もいるはず。荷室が狭くなるから不便という意見もあるでしょう。 　その気持ちはわかります。でも人生で一度はオープンカーを味わってほしいし、できればなるべく若いうち――それこそ運転免許を取ったらすぐにオープンカーを所有してみてほしいなと思います。サンルーフとは全然違う開放感や風を感じながら走る気持ちよさは、他のクルマでは絶対に味わえない体験。特に今の若い人たちは親がミニバンやSUVなど広くて便利なクルマに乗っていた人が多いので、まったく違う世界観に衝撃を受けるはずです。 　オープンカーを手に入れたら、那須や軽井沢などの高原をドライブするのがおすすめ。木漏れ日の中を走るのは最高に気持ちいいですよ。ミニクーパーコンバーチブルのような4座オープンなら仲間とのドライブも楽しめます。ぜひこのクルマで大はしゃぎしてみてほしいですね。（AD高橋） 新型MINI関連記事（全3本） ・試乗記編：MINIの新車、乗ってるとめっちゃ話しかけられる説 ・インタビュー前編：「ゴテゴテしてなくて良いデザイン」「いや地味すぎでしょ！」新型MINIのデザインはなぜ“とことんシンプル”になったのか ・インタビュー後編：奥さんのクルマがMINIの人、なぜか離婚しない説（本記事）