2024年上半期「坂道グループ」 卒業、世代交代、選抜制導入…半年間のトピックを振り返る
■グループ初の選抜制導入、アンダー誕生で驚かせた日向坂46
櫻坂46と同様に、一期生の卒業が注目された日向坂46。11thシングル「君はハニーデュー」を境にした選抜制導入、アンダー“ひなた坂46”の誕生はグループの分岐点となり、新たな変化も生まれた。 1月には、一期生の齊藤京子が卒業を発表して話題に。4月に神奈川・横浜スタジアムで開催した卒業公演「齊藤京子卒業コンサート」では、グループのルーツとなった“欅坂46”の楽曲も取り入れた齊藤考案のセットリストも大きく注目された。 同じく一期生の高本彩花は、3月に11thシングル「君はハニーデュー」の活動をもっての卒業を発表。決意を伝えたブログでは「夢のような8年間を過ごすことができました」とつづり、グループでの歩みを回想した。 一方、2月にはグループの大きな変化に衝撃が走った。5月にリリースした11thシングル「君はハニーデュー」から選抜制を導入し、正源司陽子が四期生初の表題曲センターを務めると発表。「齊藤京子卒業コンサート」に続く、4月のデビュー5周年公演「5回目のひな誕祭」では、アンダーの名称が“ひなた坂46”になるとサプライズで発表し、ファンを驚かせた。 3月~5月にかけては、前進の“けやき坂46”からの歴史をたどるグループ初の展覧会『日向坂46展「WE R!」』を開催。「君はハニーデュー」のMVでは、けやき坂46の楽曲「期待していない自分」のMVで使われたロケ地で現メンバーが撮影し、原点回帰の流れもみられた。 グループは決意も新たに、7月にはアンダーメンバーによる「11th Single ひなた坂46 LIVE」、8月には四期生11名による「四期生ライブ」を開催。6月には46時間生配信番組「ひなたフェス開催決定記念!日向坂46時間TV~全国おひさま化計画~」で団結力を高め、9月には、グループ“ゆかりの地”宮崎・ひなた宮崎県総合運動公園 ひなたサンマリンスタジアム宮崎で行われる「ひなたフェス2024」の2日間に臨む。(文:カネコシュウヘイ)