2024年上半期「坂道グループ」 卒業、世代交代、選抜制導入…半年間のトピックを振り返る
■卒業ラッシュを経て、まだ見ぬ“6期生”の期待も高まる乃木坂46
2024年も上半期が終わり、折り返し地点を迎える。約半年、世の中はめまぐるしく変化していたが、乃木坂46、櫻坂46、日向坂46からなる「坂道グループ」も例外ではなかった。メンバーの卒業、世代交代、初の選抜制導入…。さまざまなキーワードが浮かんだ坂道グループの2024年上半期を振り返る。 【写真】卒業、世代交代、選抜制導入…2024年上半期「坂道グループ」を写真で振り返る 昨年あった1期生と2期生の卒業を受けて、3~5期生のみの体制で初の年明けを迎えた乃木坂46。1月に開催した「34thSGアンダーライブ」を皮切りにステージを精力的に展開する一方、メンバーの相次ぐ卒業発表に、一部ファンの間では“卒業ラッシュ”との声も上がった。 2月には、3期生の山下美月が35thシングル「チャンスは平等」の活動をもっての卒業を発表。同シングルの表題曲センターを務め、5月に開催した2日間に及んだ東京ドーム公演「乃木坂46 山下美月 卒業コンサート」で有終の美を飾った。 山下のラストステージが開催された直後、3期生の阪口珠美、4期生の清宮レイが相次いで卒業を発表したのも話題を集めた。ともに7月をめどに卒業を予定しており、同月の配信公演「35thシングル『チャンスは平等』発売記念ミニライブ」では2人の卒業セレモニーが行われる。 歴史を築いてきたメンバーの卒業が目立つ中、2月には、6期生オーディション開始も注目された。グループ史上初の春・夏に分かれての募集となり、6月28日から夏のオーディションもスタートした。 新メンバーの加入でグループ初の後輩ができる5期生の動きも加速し、2月には5期生初の写真集『あの頃、乃木坂にいた』(マガジンハウス)を発売、4月にはグループ伝統の舞台『乃木坂46"5期生"版 ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」2024』で好演した。 グループ全体でも力を合わせ、3月のデビュー12周年公演「12th YEAR BIRTHDAY LIVE」では4日間で123曲を披露する彩り豊かなステージを展開。6月には史上初の4~5期生のみで行われたアンダーライブ「35thSGアンダーライブ」が成功を収め、同月には、約5年ぶりの香港公演「乃木坂46単独香港ライブ」で現地初のグループ単独公演を実現した。 大きな変化を受けて、7月からは毎夏恒例の「真夏の全国ツアー2024」がスタート。5年ぶりのドームツアーとして、大阪、愛知、東京を巡る計7公演で3~5期のメンバーが一致団結する。