2024年上半期「坂道グループ」 卒業、世代交代、選抜制導入…半年間のトピックを振り返る
■初の表題曲センターを射止めた山下瞳月ら三期生が躍進の櫻坂46
鬼気迫るパフォーマンスでファン“Buddies”を魅了する櫻坂46は、7thシングル「承認欲求」のBACKSメンバーによる1月の公演「7th Single BACKS LIVE!!」を皮切りに活動をスタート。世代交代の流れが加速した。 同月31日~2月1日には「櫻坂46 小林由依 卒業コンサート」をもって、一期生の小林由依がグループを卒業。一期生が上村莉菜、小池美波、齋藤冬優花の3人になったのを受けて、ファンが寂しさを募らせた。 しかし、寂しさだけではない。3月に福岡、大阪、愛知、神奈川で計8公演を巡った全国ツアー「4th ARENA TOUR 2024 新・櫻前線 -Go on back?-」の追加公演となった東京ドーム公演で、昨年10月より活動休止していた小池がステージに本格復帰し、元気な姿を見せるとファンは安堵した。 ステージの一方で、上半期にはシングル2作品を精力的にリリースした。2月リリースの8thシングル「何歳の頃に戻りたいのか?」では、グループ初となる一期生不在の表題曲で三期生の的野美青が自身初の選抜メンバーに抜てき。6月リリースの9thシングル「自業自得」では、三期生の村山美羽が初の選抜メンバーに、山下瞳月が同期初の表題曲センターに選ばれ、相次ぐ三期生の躍進に期待する声が目立った。 変化の著しいグループは形もさまざまにパフォーマンスを磨き上げ、5月には8thシングル「何歳の頃に戻りたいのか?」のBACKSメンバーによる「8th Single BACKS LIVE!!」を開催。前述の櫻坂46にとって約2年ぶり2回目となった東京ドーム公演は、2日間で11万人を動員し、圧巻のステージを見せた。大型音楽フェスにも相次いで出演し、4月には「JAPAN JAM 2024」で躍動、8月、9月には「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024」「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024 in HITACHINAKA」のステージも控える。 8月には9thシングル「自業自得」のBACKSメンバーによる3日間の「9th Single BACKS LIVE!!」、9月には三期生11名による2日間の「三期生ライブ」を開催。11月には、千葉・ZOZOマリンスタジアムでの4周年記念ライブ「4th YEAR ANNIVERSARY LIVE」も控え、ステージの勢いはとどまらない。