元HKTメンバー薬物逮捕 揺れるアイドル界、1月には不穏な噂も
福岡を拠点とするアイドルグループ・HKT48の元メンバーである20代女性が16日、大麻取締法違反(所持)の疑いで福岡県警に逮捕されたことがわかった。女性は「自分の物ではない」と否認しているという。アイドル界では今年に入り、一部メディアの報道から国民的グループ元メンバーが薬物逮捕間際だとネット上でさまざまな憶測が乱れ飛び、名前が取り沙汰された元大物アイドルが全面否定するなどの騒ぎが起きたばかりだ。
1月に取り沙汰された国民的アイドルの黒い噂
マスコミ各社の報道によると女性は3月26日午前、福岡市内にある実家マンションの自室で乾燥大麻0・025グラムを所持していた疑い。女性は、大麻は半年前に交際していた男が置いていったショルダーバッグの中に入っていたもので、大麻かもしれないと薄々思っていた、などと話しているという。 「今年に入り一部メディアで、国民的アイドルグループの元メンバーが薬物逮捕間際だと報じられ、ネット上でさまざまな噂が乱れ飛んだことがあります。その際、沢尻エリカを超える衝撃といわれ、現在30代で紅白出場経験もあるとされたことから、ネット上では憶測で元モーニング娘。の加護亜依の名前が取り沙汰されたんです。加護と、かつての所属事務所代表がそれぞれ全面的に否定しましたが、かなり大きな騒ぎになりました。女性が『大麻かもしれないと思っていた』のであれば、そのときなぜ警察に申し出なかったのか」と話すのは、民放放送局の50代男性プロデューサー。 一部報道によると福岡県警は1月、交際していた男を別の事件で逮捕した際に男の家から大麻を発見、出入りしていた女性の実家の家宅捜索に至ったという。
1期生で加入 劇場初公演はバックダンサー
「女性は2011年に誕生したHKT48の第1期生として、その年の11月に行われた劇場初公演にも出演しています。その後、翌12年の公演などで活躍し始めファンの間では期待感も高いメンバーだったのですが、指原莉乃が6月にAKB48から移籍した直後の8月に、数人のメンバーとともに辞退という形でやめてしまったんです。実はこの当時、ネット上などで一部メンバーの素行に関する悪い噂が書き込まれ、ファンの間で心配が広がっている中での突然の脱退だったんです」(スポーツ紙40代男性記者) ファンが納得しきれないまま姿を消した形となったが、2014年、高校生のときに突如芸能活動を再開。再びメディアを通して元気な姿を見せたが、それ以降はこれといった活躍もなかった。 本人が否認しているということなので、今後の捜査の進展を見守りたい。 (文:志和浩司)