開業から10周年 みなとみらい線がもたらしたもの
■埼玉方面からの導線としても活用 みなとみらい線は、昨年から東京メトロ副都心線を介して西武鉄道池袋線・東武鉄道東上本線とも乗り入れて、埼玉県西南部とも直結しました。「たくさんの人が、埼玉県から横浜に来ていることは感じます。今後、市は鉄道事業者や沿線の商店街などと連携して、沿線振興に努めたいと考えています」(横浜市都市整備局)。 埼玉県とつながってから1年も経過していないので、数字的な統計はまだ出ていません。しかし、利用者は確実に増えると見込まれています。横浜市は、みなとみらい21地区に駐車場の附置義務を条例で制定しています。また、誰でも簡単に自転車を借りることができるサイクルポートの増設も進めています。みなとみらい線が開業して10年。まだまだ課題も多く残されていますが、10周年を通過点として、さまざまな分野で進化しているようです。