プロギアがファン感謝イベントを開催 小林夢果、森田理香子らが参加
プロギアによるファン感謝イベント「Smilin’ PRGR DAY」が10日、紫カントリークラブすみれコース(千葉県)で行われ、大ベテランの海老原清治、今季初シードを獲得した小林夢果、今季ツアー競技に復帰した森田理香子ら契約プロが顔を揃えた。コンペ形式のイベントで熱心なプロギアファンのアマチュア94人が参加した。 飛ばし屋・森田理香子のドライバースイング【連続写真】 プロはそれぞれのホールのティーグラウンドで待機し、各組のアマチュアとドラコンもしくはニアピンで対決。勝ったアマチュアにはサイン入りのアイアン用ヘッドカバーがプレゼントされる。ニアピン対決を担当した谷原秀人は「10人に負けたら引退かなと思っていたんですけど、皆さん上手で12個ヘッドカバーを取られてしまいました」。これに対し、別のホールでニアピンを担当していた辻梨恵は「私は23個です」と苦笑いだった。 プロギアの直営店でレッスンを受けているというアマチュアも数多く参加しており、コンペのレベルは高く、「日本オープン」や「日本女子オープン」が開催された難コースの紫すみれでベストグロスは2オーバーの「74」だった。 ラウンド後には多くのゴルファーが練習場で未発表モデルを含めた最新クラブを試打。参加者がいかに熱心なプロギアユーザーであるかが伺えた。表彰式ではプロコーチの内藤雄士がプロギアのドライバーを使いこなすためのポイントをアドバイス。これにも参加者たちは真剣な様子で聞き入った。 最後は各プロが来季の抱負を口にし、初シードの小林、今季未勝利に終わった谷原が優勝を誓った一方、来季のツアー参戦が未定の森田は「こうしたイベントにはこれからも呼んでいただけると思うので、皆さんまた参加してください」。また、今年75歳になった海老原は「後期高齢者ですけど、プロギアのクラブの力を借りて250ヤード飛ばしたい」と飛距離アップ(回復?)を目標に掲げた。(文・田中宏治)