今季こそチェルシーでフル稼働&仏代表の主力へ 怪我に泣いたエンクンクは今季こそ爆発できるか「状態は良くなっている」
昨季はリーグ戦11試合しか出場できず
昨季は怪我でリーグ戦11試合にしか出場できなかったが、チェルシーは完全復活を目指すFWクリストファー・エンクンクのことを忘れてはならない。 エンクンクは昨夏にライプツィヒから加入したが、昨季は怪我続きの悔しいシーズンとなった。一番悔しい思いをしたのはエンクンク本人のはずで、それゆえ今季にかける思いは強い。 チームでは指揮官がエンツォ・マレスカに交代したが、エンクンクは新シーズンへ良い準備ができていると語る。 「難しいシーズンを経て、状態は良くなっている。今はコンディションを維持し、良い方向へ進むべく全てのトレーニングに取り組んでいる。プレシーズンはここまで非常に順調で、チームも好調だ」 「新監督はプレイに非常に良いアイデアをもたらしてくれる。僕たちは学びの途中にある。全員が監督のプレイにフィットすれば、良いサッカーができるだろう」(クラブ公式より)。 エンクンクはフランス代表メンバーでもある。今夏フランスはEURO2024で得点力不足に陥り、準決勝で敗退。大会後にはベテランFWオリヴィエ・ジルーが代表引退を表明しており、2年後のワールドカップへエンクンクも戦力になっていかなければならない選手だ。チェルシーから良いアピールをしたいところだが、エンクンクは2年目こそフル稼働できるか。
構成/ザ・ワールド編集部