パリ「北口の一投」や豪雨の祇園祭 今年1年のニュース、写真と映像で振り返る
今年1年の出来事を写真と映像で振り返る「報道展」が4日、京都市南区のイオンモールKYOTOで始まった。能登半島地震やパリ五輪をはじめ、話題を集めたシーンに来場者たちが見入っていた。 【写真】新人賞に選ばれた、豪雨の祇園祭を活写した作品 報道機関69社でつくる関西写真記者協会の主催。地震の被災地で雷が光る1枚や、パリ五輪でアスリートに肉薄した一瞬などの写真82点が並ぶ。 2部門の金賞と新人賞を受賞した京都新聞社の作品も展示される。スポーツ組み部門金賞の「パリで花咲く 北口の一投」(佐伯友章記者)では、パリ五輪の陸上女子やり投げで金メダルを獲得した北口榛花選手の奮闘に迫った。 写真部員5人が手掛けて企画部門で金賞を受賞した「京の桜 活気戻る」では、京都の桜を多彩なアングルで写した。 新人賞に選ばれた「豪雨の中で『大船鉾』凱旋(がいせん)」(吉原直歩記者)では今夏の祇園祭後祭の山鉾巡行で降りしきる雨の中、関係者たちが懸命に鉾を進める場面を活写した。 映像作品12本も上映している。 10日まで。午前10時~午後9時(最終日は午後6時まで)。無料。