BL東京が9トライで相模原を圧倒 リーチ主将は今季初トライも「どんな相手でもいい準備をしないと」/リーグワン
リーグワン1部第2節最終日(29日、BL東京61-8相模原、味の素スタジアム)2連覇を狙うBL東京が9トライを奪い、開幕2連勝。勝ち点9で並ぶ静岡、埼玉を得失点差で上回り首位に立った。相模原は1勝1敗の勝ち点4。 前半3分、相模原はBL東京SOリッチー・モウンガのパスをWTB小泉怜史がインターセプト。80メートルを走り切って先制トライを奪った。BL東京は10分、左ライン際のNO・8リーチ・マイケル主将にパスが回り、リーチが今季初トライ。FB松永拓朗がゴールを決めて7-5と逆転した。相模原がPGで8-7と再逆転した後、BL東京の猛攻が始まった。24分に松永、27分にCTBセタ・タマニバル、32分にWTBジョネ・ナイカブラ、38分にWTB桑山淳生と立て続けにトライ。前半終了間際には相手ゴール前でのスクラムを押し込み、最後はリーチが押さえるスクラムトライも記録。松永が全てのゴールを決め、49-8と大きくリードして前半を終えた。 相模原は前半32分、日本代表LOエピネリ・ウルイヴァイティが危険なタックルでイエローカード。ファウルプレーレビューの末、レッドカードに格上げとなった。レビューでレッドカードとなった場合、20分後に他の選手が交代できる「20分レッドカード」がリーグワン初適用され、LOティモテ・タヴァレアが後半9分に投入された。 後半もBL東京は5分に桑山淳がトライを追加し56-8とリードを広げた。終了直前にもラインアウトからのモールを押し込んでHO原田衛がトライ。相模原を後半ノースコアに抑えて完勝した。 リーチ主将は「先週(横浜戦)に続いて立ち上がりの10分、自分たちのリズムがつかめなかったが、修正できた。今季はどこもタイトなゲームが多いので、どんな相手でもいい準備をしないといけないと感じた」と反省もこめて話した。