すっきり暮らしの50代。「あえて捨てないもの」6つ&「捨てたもの」5つ
3:ソファ
リビングを占拠するソファ。家族の形が変化してだれも座らない、荷物置きになる、ソファに横になって電気をつけたまま朝まで寝てしまう家族がいるなど、ソファの存在が問題を生むのであれば処分対象ですよね。 一方わが家は、ソファが必要な理由は明快です。 テレビを見るときにラク。ソファで皆がうたた寝をし、それが元気の回復につながっている。家族の疲れ具合も把握できる。 ソファがあるからこそ集まり、隣にくっついておしゃべりをすることも。 目的は「団らん」。広さや見た目と天秤に乗せて比べても、団らんの勝利です。
4:各部屋のゴミ箱
もしゴミ箱がなかったら…。わが家の家族はとても面倒くさがることでしょう。そこに捨てる場所があるからこそ、それぞれが自分のゴミを自分で処理してくれる。 こちらも口うるさくなりたくないですし、「家の中が散らからないため」に置いています。 ゴミを集める作業は、「たまったら捨てる」くらいでも問題なしと気楽に考えています。
5:お風呂場のイスや洗面器
ない家庭も多いお風呂のイスや洗面器。わが家では「なくてもいいよ」と言う家族がいない。とくにイスは必須で、ないのはイヤとの声があります。 カビが心配ですが、今はお掃除グッズがどんどん進化中。洗剤を振りかけるだけで、案外きれいになります。 汚れが取れにくくなったら、買い替えるという選択をもつと気楽かもしれません。無理に長く使うことにこだわらず、ほかのところでの無駄を省いて(カフェに行くのを1回減らすとか)、日々使うものにこそ、お金をかけてもいいのかなと感じています。
6:キッチンマットやトイレマット、バスマット
捨てる人が多いマット類。わが家は築23年ですが、マットを敷いていない部分と敷いた部分では、床の劣化の違いが一目瞭然です。 キッチンの場合、食材や水滴・調理道具など、なにかしら床に落とすもの。マットに守られて汚れを防いでいるという感覚があります。 少し余裕がある日やお天気がいい日に、全部一気にまとめて洗っています。
一方なくしたもの・減らしたもの5つ
・便座カバー:つける・外すのがとにかく面倒。その分マメに便座をふきます。 ・バスタオル:バスタオル必須の家族が家を出たからやめました。家族の要望は無視できません! ・カップ麺やレトルト食品などのストック:食べる家族が減り、多くを必要としなくなったため。必要なときに必要な分買うように。 ・アウトドアグッズ:使う機会が減ったので、思いきって処分。 ・思い出のもの:ものがなくなっても思い出は残る! 「なんのためにそれが必要なのか」と目的を考えると、取っておいた方がいいもの、手離してもいいものがわかるのかもしれません。
若松美穂