今回はシリーズの中でもレアケース? 爽やかな余韻をかき消した衝撃の次回予告とは?『相棒 season23』第10話考察
爽やかな余韻を吹き飛ばす、衝撃の次回予告
健吾はその後、不仲だった父親と和解し、傘職人の道を再度歩きながら彼女を待ち続ける事を決意。 実は、塔子は小学生の頃に健吾に救われた過去があり、それ以来彼を想い続けていた。彼女が持っていたボロボロの傘は、当時の健吾に貰ったものだったのだ。 なので、塔子の方はずっと健吾に話しかけようと考えており、美術館での雨宿りは、そのキッカケに過ぎなかったのである。 そんな微笑ましい2人の今後の幸せを思うと心が温まり、後味の良いスッキリとした気分になった。しかし、その爽やかな余韻は、直後の次回予告がもたらした筆者の爆笑によって、塗りつぶされた。 次回、第11話は「33人の亀山薫」。 “亀山薫の会” ”殺された亀山薫” ”32人の亀山薫が被疑者”など、予告だけで、パワーワードが飛び交っている。 今期は既に、監禁されたり、刺されたりしている亀山の受難と、番組制作陣の遊びっぷりに笑いと感嘆を送りながら、次回も楽しみに待ちたい。 【著者プロフィール:Naoki】 1995年生まれのエンタメ企業勤務。ドラマ、漫画、ゲームなどサブカルをこよなく愛するオタクライター。自身でも作品ファンを集めたオフ会を開いたり積極的にファンコミュニティを拡大させている。記事は知らない人には分かりやすく、知ってる人にはより楽しめるを信条に活動中。
Naoki