犬のチャイム吠え なかなか解決しない場合の「愛犬のタイプ別解決法」とは
【「吠えるべき音」と 覚えてしまった タイプ】ベッドにGOで上書き作戦
チャイム音が鳴ると反射的に吠えてしまう習慣がある犬なら、新たな指示しつけで上書きしましょう。チャイム音を鳴らすと同時に、「ベッド」の声がけでベッドに向かう練習を繰り返し、チャイムが鳴ったらベッドに行くことを習慣づけます。 新たな習慣が身につくまでは時間がかかるため、初めのうちはベッドからすぐに出てしまったり、ベッド以外の場所で待っていたりすることもあると思いますが、それでも愛犬が吠えていなければ必ずほめてください。
【チャイム=キライな音と覚えてしまったタイプ】好きな音に音変作戦
チャイムが鳴ると手がつけられないほど吠えるなど、チャイム音をイヤな音と覚えてしまった犬なら、時間をかけて慣れさせるよりもチャイム音を別の音に変えてしまいましょう。変更後の音を使って王道解決法で練習し、慣れたてきたらチャイム音の変更を。 チャイム音が変更できない場合は、置き配を利用したり、受取日時の指定をしてまとめて受け取ったりして、チャイム音が鳴る機会を減らしながら上書き作戦を試しましょう。 吠えグセ直しには、毎日の積み重ねが重要です。愛犬と一緒に楽しみながら、ゴールを目指しましょう! お話を伺った先生/藤本聖香先生(英国APDT認定ペットドッグトレーナー 獣医師) 参考・写真/「いぬのきもち」2024年9月号『王道でもダメなら愛犬のタイプ別対策で 今度こそ!吠えを解決する!』 文/小林けい ※記事と写真に関連性がない場合もあります。
いぬのきもちWeb編集室