“混沌”J1昇格PO 今節決定する可能性があるのは? 千葉&岡山&仙台&山形でし烈な争い J2は残り2節
サッカーJ2リーグは、全38節中36節を消化。3日(日)、4日(月)にJ2第37節の10試合が開催。各チーム残すは2試合となり、J1昇格争いの決着が近づいています。 【一覧】第36節終了時のJ2順位表 今節で決定する可能性があるのは、清水エスパルスのJ2優勝、横浜FCのJ1自動昇格、そしてジェフユナイテッド千葉、ファジアーノ岡山とベガルタ仙台のJ1昇格プレーオフ進出となっています。 【今節決定する可能性】 <J2優勝> 清水 勝利→横浜FC引き分け以下 <J1自動昇格> 横浜FC 勝利 横浜FC 引き分け→長崎引き分け以下 横浜FC 敗戦→長崎引き分け以下 <J1昇格プレーオフ進出> 千葉 勝利→山形敗戦 岡山 勝利→山形敗戦 or 千葉引き分け以下 岡山 引き分け→山形敗戦 & 千葉敗戦 仙台 勝利→山形敗戦 or 千葉引き分け以下 仙台 引き分け→山形敗戦 & 千葉敗戦 特にし烈な争いとなっているのが、3位~6位に与えられるJ1昇格プレーオフへの切符。該当した4チームはトーナメントを行い、勝利した1チームが最後のJ1昇格の切符をつかみます。 すでにプレーオフ3位の座は、自動昇格を争っている横浜FCと長崎のどちらか。残り3つの枠を4チームで激しく争っている状況。4位ジェフユナイテッド千葉、5位ファジアーノ岡山、6位ベガルタ仙台が勝ち点61。そして7位モンテディオ山形が勝ち点60で追いかける形。4チームが勝ち点1差にひしめき合って、第37節を迎えます。 最も多くのチームに影響を与えるカードは、4位千葉と3位長崎の上位対決。ホームの千葉はプレーオフ入りへ是が非でも勝利が欲しい状況。対する長崎も勝利すれば、最終節逆転でのJ1自動昇格に望みをつなげられる重要な一戦となっています。 5位岡山は、ホームで藤枝MYFCと対戦。6位仙台は、敵地でロアッソ熊本との対戦。共に同じ条件で、今節で6位以内が確定する可能性。勝利した場合は、山形の敗戦、または千葉が引き分け以下に終わること。引き分けた場合は、千葉と山形の両チームの敗戦が条件になります。 7位山形は、敵地で水戸ホーリーホックと対決。山形は敗戦すれば、今節でプレーオフ争いから脱落する可能性。千葉、岡山、仙台のいずれもが勝利した場合、勝ち点4差がつき、7位以下が確定。最終節は千葉との直接対決を控えているため、勝ち点3を何としても取りたい状況となっています。 この千葉、岡山、仙台、山形はすべて連勝中(千葉5連勝、岡山2連勝、仙台2連勝、山形7連勝)。死にものぐるいで、終盤戦にラストスパートをかけています。 【J2第37節カード】※左がホームチーム 岡山-藤枝(3日午後1時、シティライトスタジアム) 水戸-山形(3日午後2時、ケーズデンキスタジアム水戸) 千葉-長崎(3日午後2時、フクダ電子アリーナ) 横浜FC-栃木(3日午後2時、ニッパツ三ツ沢球技場) 甲府-秋田(3日午後2時、JITリサイクルインクスタジアム) 清水-いわき(3日午後2時、IAIスタジアム日本平) 徳島-鹿児島(3日午後2時、鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム) 大分-群馬(3日午後2時、レゾナックドーム大分) 愛媛-山口(3日午後4時、ニンジニアスタジアム) 熊本-仙台(4日午後2時、えがお健康スタジアム)