坂口健太郎に二階堂ふみ、二宮和也…いま世界中で「日韓合作ドラマ」が大ヒット!そのウラにある制作会社の「したたかな戦略」
絶賛の数々
「なかなか余韻がさめないですね···私の日常がこのドラマのせいで壊れそうです(泣)」 「久しぶりに見た正統派メロで秋にぴったりです。国籍は違いますが、雰囲気がよく似ている役者たちなので目が楽しいです」 「友達に勧められて見はじめたが、つい徹夜してしまった!」 「イ・·セヨンの優しい声で話す日本語と、坂口健太郎の微笑み、本当に二人の呼吸は最高だ」 「坂口健太郎という俳優は初めて見ますが、ハマらせる魅力がありますね」 「ケンタロウの目を見ただけで胸が痛くなるし、わくわくする。セヨンの日本語の演技も最高!美貌も最高!」 クーパンプレイ側によると、本ドラマは韓国だけでなく海外でも期待以上の良い反応を得ているとし、次のように説明する。 「ドラマ公開直後、世界103カ国で(ドラマ視聴ランキング)1位を占め、世界的な映画·テレビ評価サイトのIMDbでも9.2点、グーグルレビューで4.9点など、満点に近い高い評点を記録している」
次々と日韓コラボ
これに先たち、今年初め、日本では韓国の俳優が日本地上波のプライムタイムドラマに出演し大きな話題となった。 1~3月にTBSのプライムタイムに放送されたラブコメの「Eye love you」は、日本のトップ女優の二階堂ふみと韓国の新人俳優のチェ·ジョンヒョプを主演に起用し、日本を超えてアジア圏で大きな人気を得た。ドラマの監督と作家は日本人だったが、韓国のドラマ製作の名門、CJENM出身のプロデューサーが起用されて韓国の食べ物や文化などがやたらと出ていた。それにチェ・ジョンヒョプが演じたユン・テオは、韓流ドラマの男子主人公の典型的な特徴を兼ね備えたキャラクターで妙に韓流ドラマを思わせるところが、韓流ドラマファンに功を奏したのかもしれない。 今年第3四半期に放映されたTBSの人気メディカルドラマ「ブラック・ペアン2」も日韓コラボレーション作品で、「冬のソナタ」で日本でも「ジウ姫」として知られた女優のチェ・ジウと韓国のライズアップ―俳優のキム・ムジュンなど、主要配役に韓国の役者が出演した。このドラマはネットフリックスを通じて韓国でも放映されたことで、主人公の二宮和也がファンミーティングで韓国を訪問して16年ぶりで韓国ファンにあった。 グローバルOTTのネットフリックスでも、日韓両国のトップ俳優たちのコラボドラマが近々公開を控えている。韓国の製作会社が製作と企画を担当し、日本映画「君の膵臓を食べたい」の月川翔監督が演出を担当したドラマ「ロマンティック・アノニマス」には、日本の小栗旬と韓国のハン・ヒョジュが主演を務める。韓流ドラマ「美男ですね」などで日本でも人気の高いホン姉妹が脚本を務めるラブコメドラマ「この恋、通訳できますか?」は、日本の若い女性たちに人気の高い福士蒼汰が主要配役として出演する予定だ。 来年公開を目標に最近撮影に入った「ガス人間」には小栗旬と蒼井優が出演を確定した。このドラマは60年代の日本映画「ガス人間第1号」を原作とし、日本の俳優たちが主演を務めているが、ネットフリックスドラマの「地獄」の脚本と演出を担当したヨン・サンホ監督が総括プロデューサーを務めた厳たる日韓合作ドラマだ。