【NFL】QBテディ・ブリッジウォーターが現役復帰してライオンズと契約
テディ・ブリッジウォーターが復帰した。デトロイト・ライオンズが現地26日(木)に現役復帰したベテランクオーターバック(QB)のブリッジウォーターと契約を交わし、アクティブ登録したと発表。第一報を伝えたのは『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロ、マイク・ガラフォロだ。
ブリッジウォーターは2023年レギュラーシーズン終盤に明らかにしていた計画に従い、今年2月にNFLを引退した。その後はコーチとして新たな一歩を踏み出し、母校のマイアミ・ノースウエスタン高校のヘッドコーチ(HC)に就任。12月中旬にはチームをフロリダ・ハイ・スクール・アスレチック・アソシエーション(FHSAA)ディビジョン3Aで優勝に導いた。
2024年の仕事を終え、受け入れるチームがあればNFL復帰に適したタイミングだと考えたブリッジウォーターは、ニューオーリンズ・セインツとライオンズに所属していた頃からよく知っているライオンズのダン・キャンベルHCに迎え入れられた。
キャンベルHCは木曜日に報道内容を認めた際に「テディとはしばらく連絡を取っていた。可能性は常にあることだった」と報道陣に明かしている。
「テディがあそこでやっていたことも、コミュニティに還元していたことも、みんな知っている。彼らはチャンピオンシップを制した。つまり、指導者としてのデビューはかなりうまくいったということだ。でも、経験豊富な選手をここに迎えることができれば、プロフェッショナリズムのレベルを引き上げ、ベテランの存在感をもたらすことができるだろう。彼はコンディションを保ってボールを投げてきたし、あとは少しずつ慣らしてくだけだ。チームにとっても、ポジションにとっても素晴らしい人材だ」
ブリッジウォーターは引退を決断する前に最後に所属していたライオンズに豊富な経験をもたらすだろう。ミネソタ・バイキングスからドラフト1巡目で指名されたルイビル大学出身のブリッジウォーターは、バイキングスに所属していた4年間で3シーズンにわたってプレーした。2016年シーズンは深刻な膝のケガに見舞われて全試合を欠場し、2017年シーズン終盤に復帰を果たしたが、それがバイキングスでの最後のシーズンとなった。