バルセロナMFデ・ヨングが自身の将来について言及「貢献できていないと感じれば出て行く」
怪我の影響で序列低下
バルセロナのフレンキー・デ・ヨングにとって、今シーズンの前半戦は我慢を強いられる苦しい時期が長く続いた。 再三の好機も活かせず バルセロナがアトレティコ相手に痛恨のドロー決着 デ・ヨングは昨シーズン終盤に右足首を負傷し、昨年10月1日(現地時間)に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第2節ヤングボーイズ戦に途中出場してようやく戦列復帰を果たしたが、その間にチーム内での序列は低下。今シーズン前半戦では公式戦13試合に出場したものの、そのうち先発出場は2試合のみにとどまっている。 こうした中、デ・ヨングはオランダメディア『Voetbal International』のインタビューに応じ、自身の去就について以下のように語っている。 「周囲の人々は、僕がこのままバルセロナに残りたいと考えているかもしれない。サッカー以外でのバルセロナの生活が心地良いからというのが理由で、それは確かに正しい。でも、ピッチ上で起きていることが重要ではないというわけではないんだ。僕は、自分がチームに十分に貢献できていない、あるいはチームに競争力がないと感じれば出て行くよ」 「僕とクラブとの契約は、新聞では一つのテーマになるだろうけど、僕にとっては違う。僕はサッカーがやりたいし、今後クラブが僕と何をしたいのか見えてくるだろうし、その後で僕は代理人や家族と一緒に決断を下すことになる」 現段階では他のクラブに移籍することよりも、バルセロナに残ってレギュラーの座を奪い返すことをデ・ヨングは優先しているようだ。しかし今後も十分な出場機会が得られなければ去就に一層注目が集まることは必至であり、そのためウインターブレイク以降の今シーズン後半はデ・ヨングのキャリアを大きく左右する勝負所になりそうだ。
構成/ザ・ワールド編集部