自分で作る〝楽しさ〟学ぶ 手熟師会招き「ものつくり体験教室」 龍郷町の学童保育
奄美手熟師会(岬眞晃会長)の講師4人を招いた「もの作り体験教室」が11日、鹿児島県龍郷町浦の学童保育「ドラゴンキッズクラブ」(節和美奈子代表理事、児童35人)であった。児童たちは、紙飛行機の発射台や輪ゴムで飛ばす円盤作りなどに挑戦し、自分で作る〝楽しさ〟を学んだ。 ドラゴンキッズクラブは、同町初の民間学童保育(放課後児童クラブ)として2020年に設立。主体性を養う体験型プログラムを多く導入している。今回、以前から奄美手熟師会の活動に子どもたちを参加させたいと考えていた節和代表の要望に応え、初めて開催された。 児童らは、講師4人それぞれから作り方などを教わり、自作のおもちゃやオリジナル作品を仕上げた。児童の一人は桜木と毛糸で作ったお守りを手に「上手にできた。お母さんはかわいいものが好きだから『母の日』にプレゼントしたい」と笑顔で話していた。