キングスは新体制黒星スタート ダグ・クリスティ暫定HCは結果を追求「猶予期間を認めない」
サクラメント・キングスは日本時間12月28日(現地27日)にマイク・ブラウンHC(ヘッドコーチ)を解任し、ダグ・クリスティAC(アシスタントコーチ)が暫定HCに就任した。翌29日(同28日)の初陣は黒星発進となったなか、クリスティ暫定HCは「猶予期間はない」とすぐさま結果を残す必要性を説いている。『NBC Sports Bay Area』のジョエル・ソリア記者が伝えた。 ブラウンHCはキングス就任3年目の今季、開幕からの31試合で13勝18敗と苦戦。ホーム5連敗を喫し、第4クォーター開始時点でリードを奪いながら逆転されたケースが5度あるなど、終盤戦での弱さも目立っていたこともあり、チームは解任を決断した。 12月29日に敵地で行われたロサンゼルス・レイカーズ戦は新体制での初陣となったが、第1クォーターに31-40とビハインドを背負うと、逆転して迎えた第3クォーターに24-42と試合をひっくり返された。レブロン・ジェームズを欠くレイカーズのアンソニー・デイビスに36得点、オースティン・リーブスに26得点、16アシスト、八村塁に21得点を許し、122-132で敗れて6連敗となった。 25得点と気を吐いたデマー・デローザンは、「昨日は(ブラウンHC解任で)みんなショックだったと思う。おそらく明日になってから、(試合の)映像を見たりすることになるだろう。今は何とも言えない」と敗戦について多くを語らなかった。 一方、クリスティ暫定HCは「我々には十分な戦力が揃っているが、ここをどう乗り越えるか。一貫性、集中力、チームメイトのために高いレベルでプレイする意欲が必要だ。ロッカールームには、勝利するのに必要なものが十分ある。それを見つけられるかは我々次第だ」とし、結果が求められている状況だと説いた。 「私は挑戦のためにここにいる。与えてもらった全てのことに感謝するが、痛みが必要だ。余裕はない。猶予期間を私は認めない。我々には十分なメンバーが揃っているからね」
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