優勝候補イングランド、ケイン弾で先制も連勝ならず。守田同僚のゴラッソで追いつかれ、デンマークと1-1ドロー【EURO】
69分にケイン、サカ、フォデンの前線3枚を交代
現地時間6月20日、EURO2024のグループステージ第2節(C組)で、優勝候補のイングランドはデンマークとドイツのフランクフルトで対戦した。 【動画】ケイン弾で先制も…超絶ゴラッソで追いつかれる セルビアとの初戦を1-0で制したイングランドは13分、ペナルティエリア手前でパスを受けたプレミアリーグMVPのフォデンが得意の左足を振り抜くが、枠を捉えきれない。 迎えた18分、右サイドを突破したウォーカーのクロスから、ケインが身体を開きながら上手く左足で流し込み、幸先良く先制点を奪う。頼れる30歳のキャプテンは、代表通算93試合で64点目となった。 ただリードも束の間、34分に同点に追いつかれる。守田英正と共にスポルティングでプレーするヒュルマンに、守護神ピックフォードが必死に手を伸ばすも届かない、強烈なミドルシュートを叩き込まれた。 1-1で折り返すと、54分に最初の選手交代。中盤で先発したアレクサンダー=アーノルドに代え、ギャラガーを送り込む。さらに69分にはケイン、サカ、フォデンの前線3枚を下げ、ワトキンス、エゼ、ボーウェンを送り込む。 すると71分、ベリンガムの鋭い縦パスでワトキンスが抜け出し、ビッグチャンスを迎えるも、37歳のGKシュマイケルに阻まれる。 結局2点目は奪えず、1-1でタイムアップ。悲願の欧州制覇を目ざすイングランドは連勝を逃し、スロベニアとの最終節を前に決勝トーナメント進出を決められなかった。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部