鎌田大地、ラツィオ残留で口頭合意も…契約解除金で溝? 交渉継続もクリスタル・パレスが注視と報道
ラツィオと鎌田大地の契約延長交渉は、依然として継続されているようだ。 昨夏にフランクフルトを退団した鎌田は、延長オプションの付帯した1年契約を結んでラツィオに加入。前任のマウリツィオ・サッリ氏の指揮下では出番が限定的で今夏の退団が現実味を帯びていたが、成績不振に伴ってイゴール・トゥドール監督が就任すると出場機会を増やして公式戦38試合2ゴール2アシストでシーズンを終えた。 間もなく契約満了を迎える中、鎌田の状況には注目が集まっている。トゥドール監督の就任で状況に変化が起きたことで、ラツィオ残留に傾いたとも伝えられ、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏は29日に自身の『X』を通じて契約延長オプション行使で口頭合意に達したと伝えていた。 しかし、鎌田とラツィオの契約延長交渉は、契約解除金の額を巡って依然として継続されているようだ。ロマーノ氏は翌30日に「ラツィオは契約延長を完了するために、リリース条項の金額に関する合意に向けてダイチ・カマダの回答を待っている。ラツィオは2000万ユーロ程度のリリース条項を望んでいるが、カマダはより低額を望んでいる」と投稿した。 なお、そんな鎌田の動向を注視しているとされるのがクリスタル・パレス。フランクフルト時代の恩師オリヴァー・グラスナー監督の指揮する同クラブが契約延長交渉の状況次第で再び獲得に動き出す可能性があるようだ。