同じ炊飯器を「7年」使っていますが、寿命ってあるのでしょうか?炊飯に「最短48分」かかるなら最新型に買い替えたほうがいいですか?
7年以上炊飯器を使っていると、お米の炊飯時間が長くなったり炊け具合が変わってきたりするケースがあります。炊飯の違和感に気付いたとき、買い替えるか修理するか迷う人もいるでしょう。 本記事では、炊飯器の寿命の目安を紹介するとともに、買い替えと購入のどちらがお得か、長く使うためのコツなどを紹介します。 ▼エアコンを「24時間」つけっぱなしだと、電気代はいくらかかる? 1ヶ月の電気代を試算
炊飯器の寿命はおよそ6年
公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が公表する「製造業表示規約 別表3 補修用性能部品表示対象品目と保有期間」によると、炊飯器にあたる電気釜の保有期間は6年とされています。 炊飯器を6年以上使用していると、メーカーに修理用部品の用意がなく、修理ができない可能性が出てくるでしょう。そのため、炊飯器を6年以上使用していて故障した場合は、修理ができない可能性を踏まえ、買い替えを検討するのも一つの手段です。
炊飯器の買い替えと修理、どちらがお得?
炊飯器は、毎日の食事に欠かせない家電製品ですが、長期間使い続けていると炊飯時間が長くなったり、お米の炊け具合が不安定になったりします。 炊飯器の不具合を感じた際に、買い替えるか修理に出すか迷う人もいるでしょう。ここでは、買い替えと修理それぞれで、どのような場合で、どちらがお得なのかを紹介します。 ■買い替えがお得なパターン 炊飯器を使い続けて6年以上経過している場合は、寿命も近いと考えられるため、不具合を感じたら買い替えを検討するのがおすすめです。特に、型番が古い炊飯器だとメーカーが修理部品を保有していない可能性が高いでしょう。 また、最新の炊飯器は、早炊きやエコモードなどいろいろな機能が搭載されており、炊飯時間の短縮や電気代の節約が期待できます。今回は早炊きが「48分」かかるとのことでしたが、最新の炊飯器は「17分」で炊けるものもあるようです。 修理費用と新しい炊飯器の購入費用が同じくらいであれば、買い替えたほうが性能面でも満足できると考えられます。 ■修理がお得なパターン 購入から6年以内であれば、各メーカーが修理部品を保管している可能性が高いため、修理を視野に入れるのもいいでしょう。 特に、高性能な炊飯器を持っている場合は、同等の機能を搭載している炊飯器を新しく購入するよりも、修理費用のほうが安い可能性が高いようです。修理費用の見積もりを確認し、高額でない場合は修理がおすすめです。 ただし、修理費用が高くつき、購入と変わらない場合は、買い替えも検討しましょう。