同じ炊飯器を「7年」使っていますが、寿命ってあるのでしょうか?炊飯に「最短48分」かかるなら最新型に買い替えたほうがいいですか?
炊飯器を長く使うためのポイント
炊飯器をなるべく長く使い続けるためには、定期的なメンテナンスや適切なお手入れが欠かせません。ここでは、炊飯器を長く使うための具体的なポイントを紹介します。 ■内釜の汚れは早めに洗う 内釜は炊飯器の中でも特に消耗が激しい部分です。長持ちさせるためには、使用後に汚れを放置せず、早めに洗うことが大切です。洗浄時は柔らかいスポンジを使い、強くこすり過ぎないように注意しましょう。 内釜のコーティングを傷つけると、こびりつきの原因になります。傷をつけないよう、洗米は内釜ではなくボールやザルで行うのがおすすめです。 内釜で洗米をすると、コーティングがはがれやすくなります。長持ちさせるためには、内釜以外のもので洗米するようにしましょう。また、熱湯を注ぐと内釜が変形するおそれがあるため避けた方がいいでしょう。 ■保温機能は規定時間を守って使う 炊飯器の保温機能は非常に便利ですが、長時間の使用や少量での保温は内釜の劣化を招くおそれがあるので避けた方がいいでしょう。また、炊き込みご飯など白米以外の保温も、内釜のコーティングがはがれる原因になるため、注意が必要です。日常的に適切な使用を心がけ、炊飯器を長持ちさせましょう。
炊飯器の買い替えは6年を目安に行おう
炊飯器の買い替えは、6年を目安に行うといいでしょう。6年以上経過していると、修理に必要な部品が残っていない可能性があります。その際は、新しい炊飯器の購入を検討しましょう。 炊飯器を長く使い続けるためには、日頃の使い方がポイントです。丁寧に扱い、寿命を延ばせれば、購入費用の節約にもつながるでしょう。 出典 公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会 製造業表示規約 別表3 補修用性能部品表示対象品目と保有期間 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部