残された選択肢はサウジorチェルシー? “85億円”まで移籍金が下がったトニーの気になる去就
開幕戦は不在
ブレントフォードに所属するイングランド代表FWイヴァン・トニー(28)は今夏の去就が注目されたストライカーであったが、現在まで移籍は成立していない。 プレミアリーグ開幕戦のクリスタル・パレス戦でメンバー外となったトニーについて、トーマス・フランク監督が移籍の可能性を認めたことでさらに同選手に注目が集まっている。しかし、現在トニーの移籍が迫っていると考えられているのはサウジアラビアのアル・アハリのみで他のクラブからはオファーも届いていない模様。 そんななか、英『THE Sun』によると、ブレントフォードはトニーの移籍について4500万ポンド(約85億円)ほどのオファーであっても売却する予定であり、今週末を契約締結の期限に設定したという。ブレントフォードは最初トニー獲得に約7000万ポンド(約132億円)を希望していたが、価格を大きく下げざるを得なくなったという。 また当初は多くのプレミアリーグのチームがトニーに熱視線を送っていたものの、現在移籍の可能性があるのはチェルシーのみとなったようだ。チェルシーは今夏多くの新戦力を獲得し、飽和状態だが、ヴィクター・オシムヘンの獲得をまだ狙っていると考えられており、ストライカーを加えたいと画策している可能性がある。 注目銘柄であったトニーだが、移籍期間終了が迫るなか、まだ大きな動きはない。移籍するならサウジアラビアかチェルシーという見方が強まっているようだが、どのような結末を迎えることになるだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部