【びわこボート G3オールレディース QC優勝報告会】遠藤エミ “サプライズゲスト”登場に思わず涙
ボートレースびわこのG3オールレディース「ビーナスちゃんカップ」が4日に開幕。1R前には選手紹介式と初日12R「ビーナスドリーム1st」出場選手のインタビューに続き、昨年末のプレミアムG1クイーンズクライマックス(蒲郡)を制した地元・滋賀支部の遠藤エミ(36)の優勝報告会が、1階イベントステージで行われた。 抽選で引き当てた64号機について「いいモーターと知なかったんですけど、前検に乗ってムチャクチャいいなと思って、チャンスだなと思いました」と手応えをつかむと抽選運も味方にトライアルを1、1、2着のトップでファイナルへ。最後は「前日(トライアル3回戦)逃げられなかったので緊張した」ものの、完璧な逃げでレディースチャンピオン(福岡)に続く史上初の同一年夏冬女王に輝いた。 2017年の大村に続く2回目のティアラ戴冠について「凄く重いです」と感触を語る一方、インタビュアーから「凄く似合ってましたよ」と言われると「それは絶対ないです」と即座に否定し、会場の笑いを誘った。 その後、花束のプレゼンターとして滋賀支部長の馬場貴也(40)が登場。“サプライズゲスト”の出現に、普段はクールな遠藤が感極まって思わず涙を見せた。壇上で馬場は「優勝を決めた瞬間には、僕も感動してこみ上げるものがあったので、素晴らしい結果を届けてくれたことを支部長としても、同じ滋賀支部の仲間としても誇りに思います」と偉業を称えた。 続いて副支部長の吉川喜継(43)が記念品を贈呈。「今節も地元の意地見せて、優勝を目指して頑張ってください」と、初日12R「ビーナスドリーム1st」1号艇の遠藤にエールを送った。