海なし県で美味しいアジフライが!? 秩父市『ふくくるしょくどう』の人気メニューを堪能
イベントを楽しんだ翌日に、秩父のグルメを探していたら……
美味しいアジフライを求めて、筆者(増井貴光)がやってきたのは埼玉県秩父市です。前日に長瀞町の「フォレストサンズ長瀞」で開催された『アイアンキャンプ』というイベントに参加したのですが、ヘビーオンスデニムを使ったジーンズが人気のブランド「IRON HEART(アイアンハート)」のイベントでは全国からファンが集まり、会場ではアイアンハートをはじめ、レザージャケットや美味しいハンバーガーのキッチンカーの出店、「MOTO SKILLS」によるライディングスクールやデモ、夕方からはバーベキューや豪華賞品が当たる抽選会、そしてアメリカンサイズのキャンピングトレーラーに宿泊して丸一日楽しく過ごせました。 【画像】埼玉県秩父市『ふくくるしょくどう』のアジフライを画像で見る(22枚)
翌朝、朝食にホットドッグを頬張り、まったりしてから現地を離れます。まず向かったのは日帰り温泉の「秩父温泉 満願の湯」です。ゆっくり露天風呂に浸かってリフレッシュすると、先ほど朝ごはんを食べたばかりなのにお腹が減ってきました。せっかく秩父エリアに来ているのだから、秩父らしいものが食べたいと思い、とりあえず秩父市に向かって走ります。 秩父と言えば、やはり「わらじカツ丼」や「味噌豚丼」だよなぁ、などと考えながら走っていると、バイクが何台か停めてあり、開店を待っている様子の人たちが並ぶ店を発見しました。これは気になる! と、Uターン。並ぶバイクの横に愛車のハーレーダビッドソン「ロードグライド」を停めました。 そのタイミングで開店した店は「ふくくるしょくどう」です。女将さんに「わらじカツ丼」はありますか? と訊くと「合掌丼」という名で似たものがあるとのこと。それをお願いしようかと思いつつもメニューをチェックします。
3枚のA4サイズのメニューを見ると、人気No.1と書かれた「四川麻婆豆腐」に、No.2の「究極のからあげ麻婆」と「わらじかつ麻婆」の2つがあります。そして3枚目を裏返すと、出てきたのは「アジフライ」じゃありませんか!? 秩父でアジフライ? と混乱する筆者です。ここはアジフライを食べねばならぬ、と使命感に駆られます。 「アジフライ」の定食や単品、「アジフライ」に「からあげ」「麻婆豆腐」「ささみかつ」「とんかつ」「コロッケ」のコンビネーションと、いろいろなメニューがあります。例によって決められない筆者です。 最初に食べようと思った「合掌丼」は、鶏のササミカツに特製たれの丼で、これに単品のアジフライを追加するのがシンプルですが、「麻婆豆腐」も気になります。 悩むこと3分……結局、秩父名物から離れて「究極のからあげ麻婆」の定食に「アジフライ」単品を注文。究極の2文字に負けた筆者でした。