3回厳重注意も「期間空ければ」 中学校職員、セクハラ繰り返し処分
千葉市教育委員会は20日、中央区の市立中学校の技能主任の男性職員(48)にセクハラ行為があったとして、停職1カ月の懲戒処分にしたと発表した。処分は同日付。 市教委によると、職員は2022~23年度、当時勤務していた学校で、同僚の女性教員に相手が嫌がっていることを知りながら「好きです」「愛しています」などと好意を伝える手紙約40通や菓子を渡すなどの言動をしたとしている。また数人の女性教員に対しても髪形や服装など容姿に関する発言や「彼氏はいるの」などとプライベートに踏み込んだ話をするなどの行為があったという。 管理職から少なくとも3回厳重注意を受けたが、「しばらく期間を空ければ大丈夫だろう」と繰り返したという。職員は24年度から別の学校へ異動になった。【大槻英二】