早くもドラフトの“目玉”に！？ プロ注目の大学生野手（5）東北のスピードスター
プロ野球が開幕を迎えたとともに、アマチュア野球界もシーズンが本格化した。中でも気になるのが今秋のドラフト候補選手の動向。特に大学生の中には、将来の日本球界を担うであろう逸材が多くいる。今回は、現時点で2024年のドラフト候補に浮上している大学生野手を厳選し、紹介する。
麦谷祐介（富士大）
東北のアマチュア球界を牽引する左の好打者。走攻守3拍子揃った外野手で、全国大会での実績も残しているだけに、プロ入りの期待が高まる。 大崎中央高（宮城）では3年夏の県独自大会で2試合6盗塁を記録するなど俊足を武器に活躍。 富士大では1年春からリーグ戦で結果を残し、最多盗塁賞とベストナインを獲得。2年春、3年春にも最多盗塁賞を受賞するなど、持ち前のスピードを示した。 昨季の全日本大学野球選手権では、下村海翔（現：阪神タイガース）、明治神宮大会では常廣羽也斗（現：広島東洋カープ）から立て続けに本塁打を放ち、バットでも存在感を発揮した。 今季の富士大の4年生は麦谷以外にもドラフト候補が複数名おり、日本一を狙えるほどの戦力を有する。麦谷が攻守ともに先頭に立って引っ張りたい。
ベースボールチャンネル編集部
