スマホのカメラ“可変絞り”が当たり前に? 日本発売決定のあのモデルにも注目 - 2024年振り返り11月編(スマホ沼)
2024年も様々なスマートフォンが登場しました。スマホ沼的に気になったモデルを毎月振り返ります。今回は2024年11月編。 【この記事の他の写真を見る】 ゲーミングスマホ「REDMAGIC」やカメラフォンを着々と展開しているnubiaから、最新モデルが登場しました。「REDMAGIC 10 Pro」と「Z70 Ultra」です。この2機種、Xで公式アカウントから「2025年1月日本発売」のアナウンスも行われ、日本登場が大いに期待できます。 なお、この2モデルは2024年12月19日に行われたテクノエッジ アルファのイベントでも先行公開されました。 スマホ"裏"アワード2024で山根ハカセが選んだ4端末+1社:12/19イベント詳細レポート どちらの機種もSnapdragon 8 Eliteを搭載するハイエンドモデル。さらにディスプレイは6.85インチ144Hz、最新世代のUDC(アンダーディスプレイカメラ)を搭載します。高速駆動&画面を遮る「穴」がありません。そして側面にはショートカットボタンにもなるスライダーキーを搭載。 Z70 Ultraはさらに半押し対応のシャッターボタン、5000万画素メインカメラは物理絞り羽による可変絞りに対応。なお、メインカメラの焦点距離は35mmと、一般的なスマートフォンより長く人物撮影に適した設計になっています。 REDMAGIC 10 Proは背面におなじみの回転式空冷ファンを搭載。ライティング効果は若干抑えめになっており、ゲーム用途以外にも適したデザインになりました。 さて、メジャーメーカーではファーウェイからついに「Mate 70」シリーズが登場しました。しかも一気に4機種です。 全機種メインカメラは可変絞り対応。nubia然り、2025年のハイエンドスマートフォンのカメラは「絞りが動く」ことが当たり前になりそうですね。シャオミ、HONORはすでに実装、vivoの動きに注目です。 「Mate 70」、「Mate 70 Pro」、「Mate 70 Pro+」、「Mate 70 RS Ultimate Design」というラインナップは豪華そのものですが、やはり目を惹くのはラグジュアリーモデルでもあるMate 70 RS Ultimate Design。以前、ポルシェデザインでコラボした際の雰囲気を引き継いでおり、高級感も半端ありません。 2つ折りの新製品「Mate X6」は、前モデル「Mate X5」より薄くなり、カメラも強化。そして、こちらも可変絞り搭載です。 これら5機種はファーウェイの新OS「HarmonyOS Next」対応が謳われており、一部モデルは同OSプリインストールで出てくる模様。中国・深センのファーウェイフラッグシップストアでも同OSのデモを行っていました。 11月のもう1つの話題と言えば、シャオミのコスパ ハイエンドモデル「REDMI K80」シリーズの登場ですが、REDMIのロゴと表記が変わりました。 そもそもRedmiはシャオミがスマートフォン市場に参入した2011年から2年後の2013年に「1000元機」(日本の感覚だと「1万円台モデル」)の新シリーズとして紅米という名前で登場。海外ではそれの英語表記としてRedmiを使っていましたが、中国では長らく紅米でした。その後2019年に中国でもRedmi表記としていましたが、今回大文字表記と新ロゴにすることで、メインラインのXiaomiシリーズと別ブランド化を明確にするようです。 この新ロゴ、力強さも感じられ「Redmi=安い」から「REDMI=高品質」という新たなイメージを世界中のユーザーにアピールできるでしょう。 ※今回の記事をより理解するための補足情報や追加写真を、テクノエッジが運営する有料会員コミュニティ「スマホ沼」(Discord)に投稿しています。 テクノエッジ アルファ会員は現在、値引きキャンペーン中です(月額5500円→3300円、年額5万5000円→3万3000円)。Discordにも入れますので、ぜひ、この機会にご検討ください。 テクノエッジ アルファ(有料会員)加入はこちら
TechnoEdge 山根康宏