「3密」が大賞 2020年流行語大賞表彰式(全文4完)すごい複雑な心境
地道な活動を数年続けた結果では
記者1:やっぱり17年前になぜっていう。 ヒロシ:ですよね。 記者1:で、そこなんですけれども、ソロキャンプが今年はやったというよりも、ヒロシさんが地道な活動を数年続けてきて、その結果っていうことだと思うんですけども、その辺りはどうでしょう。 ヒロシ:いや、ただ、地道な活動と言われますけども、ただ本当好きでやってただけで、もうこういう人が多いところは苦手なんですよ、そもそもが。だから1人になりたくて、山に行ってたらここにまた呼ばれたという、よく訳の分からない状況になっとるんですね、今。 記者1:人前に立つ運命なんですかね。 ヒロシ:いやあ、そうでもないとは思うんですけど、また呼び戻されましたね。最近仕事も増えてきてね。またね。よく分からないですね。 記者1:お笑いの芸ではなくて、そちらの活動のほうだったという、その点はどうでしょう。 ヒロシ:そうですね、うーん、複雑ですね。「ヒロシです」っていうネタもみんな結構ばかにしますけども、あれはあれでつくるの相当大変だったんですね。で、やっと17年前に売れて、そのうち消えていきましたけれども。で、もう諦めて遊びに専念してたらまたこういうところに呼ばれるというね。だからすごい複雑な心境ではありますね。だから最初からもう俺はキャンプやっておけば良かったんだという。ネタつくらなくて良かったのかなっていう、ちょっとそういう思いもありますね。だってあのころヒロシ、ヒロシって呼び捨てだったんですけど、最近ヒロシ先生って呼ばれますからね。よく分からないという、そんな気持ちです。
ソロキャンプにチャレンジしたい人たちに一言
記者2:今後、ネタといいますか、流行語として、ネタで取っていきたいみたいなことはありますか。 ヒロシ:特にもうそういう欲はないですね。もうだいたいもう僕は「ヒロシです」やって17年ぐらい、17~18年たってるんですけれども、もう限界が見えましたので、もうそれは諦めました。 記者2:でも流行語取るとなんか一発屋と言われちゃうようなところもあったり。 ヒロシ:いや、もうそもそも俺、何発当てればいいんだよ。え? 前一発当てたんだからもうそれでリセットじゃねえのかよ。また再びここに立ったら一発屋と言われなきゃいけないのか、俺は。おい。どんだけ当てりゃいいんだ、俺は。勘弁してくれよもう。もう無理。 記者2:せっかくソロキャンプという言葉が流行しているので、これからソロキャンプにチャレンジしていこうと思っている人たちに向けて、何か一言いただけないかなと。 ヒロシ:もう本当ソロキャンプ自体はここ2~3年ですごい急激にはやっているような感じはするんですけれども、やっぱりブームになるとちょっとマナーの悪さが目立ってくるので、持ち込んだごみは持ち帰るとか、そういう基本的なこと。あとキャンプ場のルールを守るとか、そういったことさえ気を付ければあとは自由なんで、自由に楽しんでくださいっていうことですね。マナーだけは守っていただいてという。なんか最近マナーが悪い人たちが増えてきてるみたいなんですけれども、そういうのもSNSとかで俺に悪口が来るんでね。俺がやったわけじゃないのにね。だから本当、楽しむのはいいと思いますけれども、マナーだけは守ってくださいということかな。 記者3:今、一般の方もたくさんキャンプに行かれてますけど、実際にファンの方に会って声を掛けられたりとか、そういう交流みたいなことってあるんですか。 ヒロシ:まず、このコロナの前ぐらいまでは結構いろんな土地に行ってトークショーとか結構やってたんですけどね。もうだからコロナ以降がやっぱりぐんとなくなりまして、今はもうYouTubeの発信のみかな。交流みたいなのは今ないですね。 記者3:声掛けられたりとかもしない? ヒロシ:うん? 何が言いたい? 記者3:いや、大丈夫です。 ヒロシ:声、声、だから僕ね、人がいないところを探してキャンプするんで、だからあまり声掛けられることはないですね。 司会:そろそろお時間ですのであと1問ございましたら。 ヒロシ:なんかフワちゃんのときより短くない? 司会:いえいえ、ちゃんと時間測っております。 ヒロシ:本当? 司会:1分ぐらい今多く。 ヒロシ:フワちゃんタイムとヒロシタイムがない? まあいいですけど、全然。