〝早めに冬用タイヤに〟 降雪シーズン前に啓発活動 「必要に応じチェーンも」/岡山・奈義町
本格的な降雪期を前に、路面凍結などによる交通事故の抑止につなげようと岡山国道事務所(岡山市)は27日、奈義町小坂の国道53号で冬用タイヤの装着を呼びかける啓発活動をした。 【写真】チラシを持って冬用タイヤ早期装着を呼びかける職員
同事務所と津山出張所の職員らが美作署の協力で約1時間、鳥取方面に向かう車両を路側のチェーン装着スペースに誘導。ドライバーに啓発チラシを手渡すとともに、タイヤチェックを行いまだノーマルの人には「早めに冬用に交換して、安全運転をお願いします」と呼びかけた。
同事務所では、同日の装着率36%という結果を受け「近年、急激な寒波による大規模な立ち往生やスリップ事故が各地で発生しており、ノーマルタイヤや溝の浅くなった冬用タイヤ装着車両の起因が目立つ。奈義町内の国道53号ではループ橋から黒尾峠にかけて路面凍結しやすく、冬用での走行、必要に応じてチェーンも装着してほしい」としている。
津山朝日新聞社