開幕投手はもう決めています【立浪和義の超野球論】
充実した日々
監督就任会見での筆者
2021年10月29日にドラゴンズの監督に就任し、早いもので、もうすぐ2カ月になります。 ナゴヤ球場での秋季キャンプ(11月4日から26日)が終わって、ようやく少し息をつくことができましたが、たくさんの行事や取材、また関係各位の方々へ就任のごあいさつをしたりと、バタバタと忙しい毎日でした。 就任が決まったあと、まずはコーチングスタッフをどうするかからスタートしました。もちろん、自分が監督をやるならこのコーチと一緒に、というのは頭の中にはありましたが、あらためて誰にお願いするかを考え、彼らに連絡を取り、陣容を固めていきました。彼らに自分の監督としての考えを伝えるとともに、名古屋は初めてというコーチもいますので、それこそ住居の話からいろいろ相談を受けたりもしました。悩んだところもありましたが、秋季キャンプをやってみてベストメンバーがそろったと思っています。 秋季キャンプにしてもナゴヤ球場で、というのは決まっていました。場所も時間も限られた中で、どうやって効率的に選手の成長をうながしていけるか。コーチや球団スタッフとの話し合いもしましたし、1人のときも、いろいろ考えることが多かったです。私が監督1年目だからどうこうだけではなく、特に若い選手にとっては秋季キャンプは成長につながる大切な時期でもあるからです。 ただ・・・
本文:1,160文字
購入後に全文お読みいただけます。
すでに購入済みの方はログインしてください。
週刊ベースボール