「ナガマツ」「フクヒロ」解消→融合してスタート 松本麻佑、福島由紀との新ペアで「届かなかったところに4人分で」【バドミントン熊本マスターズ】
◆バドミントン・熊本マスターズ第1日(12日、熊本県立総合体育館) 今大会で福島由紀(岐阜Bluvic、熊本県出身)と松本麻佑(ほねごり)が新たなペアを結成した。 ■女性メダリストたちの〝意外なオフショット〟【写真】 福島は広田彩花との「フクヒロ」、松本は永原和可那との「ナガマツ」として、ともに東京五輪に出場するなど活躍してきたが、今秋にそれぞれがペアを解消することを決断。松本が福島に声をかけ、新しいペアを組むことになった。 新ペアでの初戦は第1ゲームを奪った後、第2ゲームを落とし、最終ゲームも中盤までリードを許す劣勢となった。そこから粘り強く反撃し、最後は23―21で制した。 試合運びについて、2人は「コンビネーションはまだまだ」と口をそろえた。互いのスタイルを理解し合うにはもう少し時間がかかりそうだが、松本は「福島さんと組めば、誰にでも勝てると思っていた」と信頼を寄せ、福島も「スマッシュに安心感がある。これから一戦ずつ、楽しみながらやっていく」と今後への期待を膨らませた。 松本は「ナガマツ、フクヒロで届かなかったところに4人分で目指したい」と先を見据えた。群雄割拠の女子ダブルスに実力者が手を取り合った新ペアが加わり、さらなるハイレベルな戦いを生み出しそうだ。
西日本新聞社