星型テールライトをワンオフ! トヨタ「86」は人生初のクルマにして、カスタムを極めて乗り潰す覚悟で付き合っています!
86は初めて手にした愛車だけに思い入れもたっぷりだ!
フルノーマルからチューンドまで関係なく、オーナー同士が気軽に集える場を作りたいという思いで、2023年からスタートしたイベントが、2回目を迎えた宮城86/BRZミーティングです。初開催の2023年も50台となかなかの盛況ぶりでしたが、2024年は150台もの新旧トヨタ「86」/スバル「BRZ」が参加しました。そんな東北中心のオーナーのなかから、気になる1台を紹介します。 【画像】人生初の愛車として購入した86を、乗り潰す覚悟でカスタムした車両を見る(全10枚)
ひとつひとつのパーツチョイスや色使いにセンスが光る
2年半前に人生で初の愛車として購入した86を、乗り潰す覚悟でカスタムしているという佐藤さん。昔からスポーツカーが好きでほかの車種も含め検討したところ、86の前期モデルは中古車の価格も落ち着いて買いやすく、またアフターパーツも豊富なので自分にはピッタリと考えた。購入する際にこだわったのはボディカラー。シンプルなホワイトやブラックも嫌いではなかったが、どうせなら目立つ色がいいとオレンジに決めたという。 納車されて真っ先に手を入れたのは足まわりとホイールだ。326パワーの車高調はスプリングレートが、フロント20kg/cm2、リア10kg/cm2で、ここまでローダウンすると多少の突き上げはあるものの許容範囲。そして知り合いから譲ってもらったというホイールは、SSRのプロフェッサーSP4を足もとに収める。サイズは前後とも9.5J×18インセット35で、スポーティな5本スポークもお気に入りと話す。異なるメーカーを組み合わせたエアロもセンスが光る。
ワンオフのテールライトは内部をLEDで星形に!
フロントはシーウエスト製でナンバーまわりをスムージングし、サイドとリアはTRDで326パワーの満力ウイングもセット。さらにテールレンズはワンオフで作ってもらった、星の形に配置したLEDで後続車へのインパクトを狙う。内外装にカーボンを効果的に使っているのもポイントだ。ルーフはオレンジのボディに対して格好のコントラストで、そのほかはドアミラーやスキッドプレートなど、しつこくならない程度に抑えているのも好感が持てる。 インテリアではメーターパネルやセンターコンソール、パドルシフトをカーボン化することで、レーシングカーのように戦闘的でスパルタンな雰囲気を演出。フロアマットやドアスピーカーまわりに使った赤との対比もいい感じだ。なお上で紹介したワンオフのテールレンズも、内側はすべてカーボン柄となっている。
エクステリアだけでなくオーディオやインテリアもしっかりカスタム
またオーディオに対してもコダワリが。ヘッドユニットをイクリプス製に交換しつつ、Aピラーにはワンオフでツイーターを埋め込み、ドアスピーカーも音質を追求して社外品に交換済みだ。ただしインテリアとオーディオは将来的にフルリメイクも考えているとのこと。現在のスペックはあくまでも暫定であり、目指す理想はまだまだ高い模様。そしてパワー系は柿本のマフラーやトラストのフロントパイプなどを使い、パワー/トルク/レスポンスを高めつつサウンドもチューニングする。今後はワイドボディ化なども見据えているそうで、まだまだ86に対するカスタム熱は収束しそうにない!
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