初防衛戦の武居由樹が「大吾さん、すいません。バチッと倒させてもらいます」と隣に座る比嘉に謙虚にKO勝ちを宣言
プロボクシングの「Lemino BOXING ダブル世界タイトルマッチ」(9月3日、東京・有明アリーナ)の試合前記者会見が8月31日、神奈川・横浜市内で行われた。 今大会では4団体統一世界スーパーバンタム級王者の井上尚弥(大橋)にTJ・ドヘニー(WBO世界スーパーバンタム級2位、アイルランド)が挑戦する「世界スーパーバンタム級4団体統一世界王者防衛戦」とWBO世界バンタム級王者の武居由樹(大橋)に比嘉大吾(同級1位、志成)が挑戦する「WBO世界バンタム級タイトルマッチ」が行われる。 武居は前戦となった5月に行われた東京ドーム大会でジェイソン・モロニーを破り王座を獲得し、今回が初防衛戦。元WBC世界フライ級王者の比嘉は2階級制覇をかけての対戦となる。 会見で武居は「ここまですごく順調に来れたので、あと2日、しっかり気を引き締めて頑張りたい。(比嘉とは)試合が決まってから初めてお会いするんですが、いつもと変わらないニコニコとした感じなんですが、そこにだまされないように殺気をもって倒しに行きたい。5月の試合ではバチッと倒し切れなかったので、今回は大吾さん、すいません。バチッと倒させてもらいます」と隣に座る比嘉に頭を下げながらKO勝ちを宣言。 FacebookTwitterHatenaLine
比嘉は「体重も順調。練習もしっかりできてきたので万全の状態で挑める。(武居は)仕上がっている骨格(をしている)。仕上げてきたんだなと。黒いし、走り込んできたんだなというのが分かる。全試合の中で一番いい試合にしたいと思っている」と語った。 試合について問われた武居が「自分の距離で自分の当てたいパンチをバンバン当てて倒れてもらいます。すいません。絶対にKOで決着になると思うのでそこは楽しみにしていてほしい」とここでも謙虚にKO勝ちを予告。 比嘉も「武居君はパンチ力に一番目が行くと思うが、自分の中では距離感を評価している部分もある。遠い距離から踏み込んできたり。そういう距離感がうまい選手だと思っているので、そういうことを見越して練習してきた。僕も倒せる練習しかしてこなかったので。よろしくお願いします」とこちらも隣の武居にKO宣言。