公明党・石井幹事長「連立解消は全くない」「解散は勝てる時期を見極めてほしい」
公明党・石井啓一幹事長が6月11日(火)、ニッポン放送のニュース番組『飯田浩司のOK! Cozy up!』(毎週月~金曜日 朝6時~)に電話出演。自民党との連携や解散総選挙についての考えを述べた。
同番組では6月11日(火)から20日(木)にかけて各政党幹部が生出演、「いま聞きたい、政治の焦点」についてインタビューしていくが、11日は公明党・石井啓一幹事長が出演し、政治ジャーナリスト・田﨑史郎、ジャーナリスト・須田慎一郎が、自民党との連携や解散総選挙について、次のように訊いていった。 須田:4月の衆院の補欠選挙、島根1区では公明党さんは推薦を出したけれども、山口那津男代表は一度も現地に入っていない。静岡県知事選挙については自主投票を決めている。そういったところを見てネット上では、「熟年離婚に動くんじゃないのか」「連立解消するんじゃないか」と言われていますけど、自民党との関係は本音のところ、今どうなってるんですか? 石井:連立解消などは全く考えておりません。今、公明党が連立を離れたら日本の政治はガタガタになってしまうと思いますので、そういうことは我々はやるべきではないと考えています。補欠選挙についてはですね、公明党では代表が応援に行くというのは補欠選挙ではほとんど例がありません。静岡については、ご承知のとおり、東部、中部、西部と県内の3つの大きな地域の間で違いがありますので、私ども党内の中でもなかなかまとめ切れなかったので、自主投票という形になったところであります。 須田:関係は変わってないということですかね。 石井:はい、そうです。 田崎:解散総選挙はいつが望ましいと考えていらっしゃいますか。 石井:私は一度テレビで発言していろいろ物議を醸しましたので、慎重に発言したいと思いますが、 最終的にはもう総理の専権事項なのですけれども、やはり与党としてしっかり勝てる時期を見極めてやっていただきたいなというふうに思っております。 田崎:岸田さんがやったら負けちゃいますよね。 石井:いや、そういうことは、断言は避けたいと思います。