【リーグワン】相模原はよもやの大敗 SH岩村主将「二度としてはいけない」防御崩壊で9失トライ
◇NTTジャパンラグビーリーグワン1部第2節 相模原8―61BL東京(2024年12月29日 東京・味の素スタジアム) 開幕2連勝を狙った昨季9位の相模原は、王者BL東京に9トライを許して8―61と大敗。グレン・ディレーニー・ヘッドコーチ(HC)は「相手は素晴らしいパフォーマンスだったが、自分たちのスタンダードでプレーできず、ハーフタイムで勝負は決まってしまった」と肩を落とした。 1週間前の開幕戦では初昇格の浦安に31―19で完勝。昨季は9位ながら東京ベイや静岡に勝利し、大崩れする試合は少なかった相模原だったが、この日はチームディフェンスが機能せず。前半3分にインターセプトからWTB小泉怜史が約80メートルを独走してトライを先取したものの、その後はディフェンスラインを次々と突破され、前半だけで8―49と勝負を決められた。 SH岩村昂太主将も「相模原や会社を代表して試合をしているのに情けない。こういうプレーを二度としてはいけない。ディフェンスは横との連係が大事だが、1人1人でしてしまった」と猛省。開幕戦に続いてFBで先発した南アフリカ代表のカートリー・アレンゼも「キャリアの中ではこういう試合もある。切り替えて来週に向けて準備したい」と来年1月4日の次節・静岡戦(東京・秩父宮ラグビー場)へと気持ちを切り替えた。