歳末せっせと、光る職人の技…ちっちゃくても本格派、ミニ門松作りピーク迎える さつま町
竹のまちで知られる鹿児島県さつま町の宮之城伝統工芸センターで、恒例のミニ門松作りがピークを迎えている。18日の作業では地元有志5人が、町内産のマダケ3本に次々とわらを巻き付けた。今季は200セットを準備する。 【写真】〈関連〉完成したミニ門松を正面から見る
手頃なサイズが好評のミニ門松は高さ約60センチ、直径約20センチ。飾りにはマツ、ウメ、センリョウ、稲穂をあしらう。作り手の砂子田洋喜さん(73)は「今年は地震や台風といった災害が多かった。来年は平穏な年になるよう願いを込めて手作りしている」と話した。 1セット5000円(発送料込み6000円)。要予約。同センター=0996(52)1313。
南日本新聞 | 鹿児島