危なかった!子どもの「夏休みの留守番」で実際に起きたこと。窓全開でエアコン、カギ渡し忘れ…
「きょうだいげんか」がヒートアップ
きょうだいだけの留守番では、けんかがヒートアップすることも……。 「買い物に行って帰宅したら、大げんかの大惨事に。“私がいない=仲介役がいない”ことで、“下の子が話を聞かない→業を煮やした上の子が手を出す→下の子が号泣”という図式ができあがっていて、下の子が小学生になってからは日常茶飯事」(41歳・主婦) 「兄弟げんかをした。エアコンの温度を下げすぎて、もったいなかった」(51歳・主婦) ささいなことで勃発するきょうだいげんか。近い関係ゆえに、むき出しの感情をぶつけあうこともありますよね。これについては、話し合って解決する方法や、怒りを冷却する方法を根気よく諭し続けるのみです……。
他にもこんな夏休みの留守番の「しまった!」が…
今回のアンケートでは、こんな回答も寄せられました。 「上の子12歳、下の子10歳で日中留守番。15時半ころ洗濯物を取り込むように伝えていたが、その日はゲリラ豪雨が降り、帰宅したら洗濯物がずぶ濡れで絶望した。以後、私の留守番中のゲリラ豪雨時には洗濯物に気を遣うようになったので、今思えば良い機会だったのかもしれない」(42歳・パート勤務) 「娘が10歳の頃に、夏休みのお昼ご飯にパンの詰め合わせを購入して仕事に行ったら、甘過ぎてもう食べたくないと言われたこと」(51歳・主婦) 「10歳のとき、家の鍵を置いておくのを忘れてしまい、外出ができなかった」(40歳・主婦) ゲリラ豪雨、カギの扱い、食事に関する回答が寄せられました。 他にも、予期せぬ友達の訪問や、部屋の散らかり、用意していたご飯を食べずに過ごしていたなどの声がありました。 今回は、小学生の夏休みの留守番時の“しまった!”や“ヒヤリ”の体験談についてお届けしました。 予期せぬトラブルや、成長の過程で通過する失敗談など、さまざまなケースが寄せられました。 高学年の長時間の留守番については、メディア視聴時間の増加や、家庭外での体験の不足に悩む声が目立っています。 夏休みの長時間の留守番の背景には、高学年の子が放課後児童クラブ(学童)に入れない・行きたがらない状況や、親の仕事の都合などがあげられます。夏休みの子どもの留守番が日常的になっている場合、子どもの安全と安心に加え、家庭内外の有意義なアクティビティが求められているようです。
北川和子