危なかった!子どもの「夏休みの留守番」で実際に起きたこと。窓全開でエアコン、カギ渡し忘れ…
「エアコン」「冷蔵庫」の失敗
家電の使い方に関する回答です。盛夏の時期ということで、クーラーや冷蔵庫に関する内容が目立っていました。 「9歳の夏休み、留守番中にエアコンをつけるよう伝えていたが、窓や扉を全開にしたまま、エアコンをつけていた。エアコンをつけるときは、窓や扉を閉めるように伝えないと分からないんだと驚いた」(50歳・総務・人事・事務) 「冷凍庫が開けっぱなしになっており、中のものがだいぶ溶けてしまった」(36歳・金融関係) 冷蔵庫の扉や、クーラーの効いた部屋の窓を開けっぱなしにすると、冷気が外に逃げ出してしまうだけでなく、電気代もかさんでしまいます。冷蔵庫内の食材の劣化にもつながりますよね。 そのことを子どもが知らなかったケースも、常日頃から家族からさんざん注意されていたけれどうっかり閉め忘れたケースもあるのではないでしょうか。 こうした失敗が、次回以降の注意につながっていけばいいですね。
「室内の物を破損」してしまった
続いて、室内で突発的に起こったトラブルに関する内容です。 「10歳の子を置いて買い物に行ったら、冷蔵庫から麦茶ポットを取り出した際に落として割った。前もってペットボトルに入れてテーブルに置けばよかった」(51歳・主婦) 「11歳の頃に家の中でボール遊びをして食器棚のガラスを割ってしまいました」(50歳・総務・人事・事務) 「10歳のとき、家の中でペットの犬と走り回って、ガラスを割っていたこと」(47歳・主婦) 「犬が粗相をしたけど、子どもはその始末ができず困っていたこと」(53歳・出版・マスコミ関係) ガラスのコップや麦茶ポットなど、ガラス製のものを壊してしまった、というケースが多くなっています。“もしも”のために、何かを破損したときの対応法も話し合っておいたほうがよさそうです。
「ゲーム」「電子機器」の使い方の悩み
長時間の留守番が可能になる年代になり、夏休みの留守番が習慣化している場合、過ごし方の悩みが出てきます。 「1日中ずっとゲームをしていた。ゲーム時間を守ると信じたことがよくなった。ゲームの代わりになる物をいくつか用意しておくべきだった」(44歳・その他) 「子どもは、エアコンが効いた部屋でただたんにゲームをしてだらだらした日を過ごしている。ちゃんと時間を設定して勉強の時間も指定するべきだった」(42歳・主婦) 長時間の留守番が可能になる高学年になると、ゲームや動画サイトの長時間視聴を悩みとしてあげている人がいました。 『kufura』の過去記事では、このような悩みの対応策として、“見守り機能”で利用可能時間を制限したり、ゲームの前にやるべき“勉強”や、子どもが熱中できるアクティビティを用意しておく、習いごとの日を決めるといった声がありました。 近所に少し体を動かしたり、友達と集える場所があればいいのでしょうが、昨今の夏の暑さは猛烈で、公園や広場を活用できない日もあります。真夏の子どもの居場所が限られているのが実情です。