WBC会長 帝拳ジム・長野ハル氏を追悼 「彼女の思い出は永遠に残る…安らかに」
世界ボクシング評議会(WBC)のマウリシオ・スライマン会長が5日、自身のXを更新。1日に死去していたことがわかった帝拳ジムマネジャーの長野ハル氏を追悼した。 【写真】1986年、長野ハルさんと父・昌吉さんに祝福され大テレの浜田剛史 長野氏は1月1日の午後8時40分、老衰のため死去。5日にジムが発表した。99歳だった。1948年帝拳ジムに入社。以降は76年にわたりマネジャーを務め、大場政夫、浜田剛史、西岡利晃、粟生隆寛、山中慎介、村田諒太ら多くの世界王者を育てた。 スライマン会長は「長野さんが亡くなったことを知り、深い悲しみを感じています。99歳で自宅で安らかに亡くなりました」と追悼。 「彼女は帝拳プロモーションジムの運営を引き受け、ボクシングのために人生を捧げた、最も愛され、思いやりのある人でした。人生で最も大切な人を失った本田さんに心からお悔やみ申し上げます」と帝拳ジムの本田明彦会長にもメッセージをおくった。 「帝拳チームの皆さん、明美さん、ノブさん、ニックさん、帝拳トレーナー、ファイター、そして多くの世界チャンピオン、そして特に私の愛する本田さん、この困難な時期に神が支援を与えてくださいますように。彼女の思い出は永遠に残るでしょう。安らかに眠ってください」と結んだ。