年賀はがき、今年どうする? 「送る」6割、近況伝える
「どちらとも言えない」は8%。酒田市の40代主婦はLINEで新年のあいさつをしているとし、「(年賀状を)年々出す人も減った。来たら返そうかな」と答えた。山形市の50代会社員男性は「年賀状を送っていない人から届くと送り返さなければいけないと感じる」とし、義務的な側面に戸惑う声もあるようだ。 発行枚数、14年連続減 日本郵便東北支社によると、12月25日まで郵便局が取り扱った年賀状はがきは基本的に元日に届く予定という。2025年のお年玉年賀はがきの発行枚数は、全国で約10億7千万枚。近年のメールやSNSの普及などで年賀状はがきの利用は減少傾向が続いており、発行枚数は14年連続減少となった。10月から1枚85円となり、昨年の63円から22円値上がりした。同支社によると、24年の元日に県内で配達された年賀状は前年比15.7%減の約677万通だった。