「認知症の人に優しい広場」と「インクルーシブな子ども広場」お披露目 福岡市が整備
砂場にはテーブルが設置され、車いすに座ったまま砂に触れることができます。 福岡市は新たな遊び場づくりに向け、障害のある子どもの親などから意見を聞きました。
その中で生まれたのがこのエリアを囲むベンチです。 多動性の子どもの親が「遊び場に柵を付けてほしい」と意見を寄せ、エリアを分断することなく子どもたちを見守れるよう周囲を囲うようにベンチを配置しました。 ■福岡市 公園部整備課・古賀佳代子 課長 「みんなが心地よく誰もが排除されない、本当の意味で来やすい公園になるといい。」 誰もが住みやすくなるように。福岡市は今後もインクルーシブなまちづくりを進めていきたいとしています。
今回、早良区に導入された「インクルーシブな子ども広場」は今後、福岡市内全ての区で整備が進められるということです。 東区の「アイランドシティ中央公園」や博多区の「東平尾公園」、中央区の「かもめ広場」などが予定されています。 市は2026年3月までに工事を終え、オープンしたいとしています。