コンセプトモデルが出たのに!結局発売されなかったバイクがあるって本当?
乗ってみたかった…コンセプトモデルが出たのに発売されなかったバイクとは
モーターサイクルショーへ足を運ぶとお目にかかることができる「コンセプトモデル」と呼ばれるバイクがあります。バイクのコンセプトモデルは、今バイクメーカーがどのような技術やデザインに力を入れて開発しているかを具現化したバイクのことで、主に市販化されていないバイクのことを指します。 【画像】コンセプトモデルで終わったバイクの画像を見る(10枚) コンセプトモデルには、近々販売することを視野に入れたものもあれば、市販化が難しい奇抜なデザインで芸術的なもの、夢のような技術がつまったものなど過去に多く出展されており、見ているだけでも心躍る作品が多く存在します。 市販化されるコンセプトモデルもある中、市販化されてもおかしくないデザインや性能を持ち、人々の脳裏に焼きつくほどの衝撃を与えたにもかかわらず、市販化されなかったコンセプトモデルも存在するようです。 では市販化されなかったコンセプトモデルとして、どのようなモデルが挙げられるのでしょうか。 ◆ホンダ「スーパーモノ」
まずひとつ目の車種はホンダらしからぬデザインのバイクで、市販化されるのではないかと話題騒然になったスーパーモノが挙げられます。 スーパーモノは1995年に発表されたコンセプトモデルで、ドゥカティのような「トラスフレーム」と呼ばれる三角形を複数つなぎ合わせたような骨組みに、「ビッグシングル」と呼ばれるスリムかつコンパクトなエンジンを搭載したバイクです。 ビッグシングルはヤマハのSR400などで採用されているエンジン形式のこと。ビッグシングルを採用したスポーティなデザインのバイクは数少なかったため、スーパーモノの市販化を期待した人の数は多かったそうですが、市販化はされないままとなったようです。 ◆ホンダ「EV06」
そして同じくホンダから2007年に発表されたコンセプトモデルに、EV06というモデルが存在します。 こちらはすでに発売されているホンダのゴールドウィングのエンジンを使用していて、見た目をネイキッド化したデザインであったため、市販への実現化が高そうであったにもかかわらず市販化に至らなかったモデルなのだそうです。非常に重量感があり他にないデザインを持つEV06ですが、実はオートマチック車。楽に安定した走りを魅せてくれるのではないかと期待された一台です。 ◆ヤマハ「XS-V1 sakura」