電撃移籍もあり得る!? 巨人のトレード注目選手(2)ファームで防御率1点台なのに
阿部慎之助新監督の下、4年ぶりの王座奪還を目指す2024年シーズンの読売ジャイアンツ。現時点ではリーグ優勝が狙える位置につけており、7月31日のトレード期限日までに補強に動く可能性も考えられる。そこで今回は、他球団で飛躍する可能性を秘めた巨人のトレード候補選手を紹介したい。(※今季成績は7月16日時点)
今村信貴
・投打:左投左打 ・身長/体重:180cm/90kg ・生年月日:1994年3月15日 ・経歴:太成学院大高 ・ドラフト:2011年ドラフト2位 2022年には55試合に登坂するなど、貴重な中継ぎ左腕として存在感を示した今村信貴。今季は二軍で防御率1点台と結果を残しているが、一軍での登板機会が限られている。 太成学院大高から2011年ドラフト2位で読売ジャイアンツに入団。プロ入り後は先発投手として経験を積み、2018年には自己最多の6勝を挙げた。 2020年には12試合に登板し、5勝2敗、防御率3.16と安定した数字をマークしたが、一度も規定投球回をクリアできず、先発ローテーションの座を奪い切れないシーズンが続いた。 それでも、2022年からリリーフに転向すると、同年は55試合の登板で2勝4敗、21ホールド、防御率3.57をマーク。リリーフで活路を見出すかと思われたが、昨季は24試合と登板機会が減少した。 今季はファームで29試合に登板し、防御率1.99と結果を残しているが、一軍では3試合の登板にとどまっている。 先発、中継ぎとあらゆる役割をこなせるだけに、獲得を狙う球団もあるだろう。
ベースボールチャンネル編集部